地域貢献シリーズ無料講座「松下幸之助と中国の物語をひもとく」を開催しました。
2026年7月17日(金)、高野山文化観光専門学校では、地域貢献活動の一環として地域貢献シリーズ無料講座「松下幸之助と中国の物語をひもとく」を開催しました。
本講座は、「学校を地域に開かれた学びの場にしたい」という思いから企画した地域向け公開講座で、橋本市をはじめ和歌山県内外からの皆様にご参加いただきました。
講師は本校校長潘 英峰が務め、約1時間にわたり、松下幸之助翁の経営理念や日中交流の歴史、そして現代社会への示唆について、分かりやすくお話ししました。講座資料は約40枚のスライドで構成され、歴史的資料や写真を交えながら進行しました。
松下幸之助翁の理念を「歴史」と「未来」の視点から考える
講座では、松下幸之助翁がどのような人物であったのか、その経営哲学や人生観をはじめ、1978年に実現した鄧小平氏の訪日と、その際に交わされた「君子の約束」に込められた歴史的な意味について紹介しました。また、中国の近代化に対する松下幸之助翁の支援や、日中交流の発展に果たした役割についても、当時の時代背景を交えながら解説しました。
さらに、「ものをつくる前に人をつくる」という松下幸之助翁の人材育成の理念や、その思想が現代の教育に与える示唆について考察するとともに、PHP理念とSDGsとの共通点にも触れ、持続可能な社会づくりにおける人づくりの重要性について理解を深めました。
最後に、AI技術が急速に発展する現代社会においても、松下幸之助翁が大切にした「人間力」や「共存共栄」の理念は決して色あせることなく、これからの時代だからこそ一層重要な価値を持つことを、具体的な事例を交えながら多角的な視点でお伝えしました。
単なる歴史紹介ではなく、「経営」「教育」「国際交流」「社会貢献」を一つのストーリーとして結び付けながら、松下幸之助翁の理念が現代社会にどのように活かされているのかについても紹介しました。
アンケートから見えた高い満足度
講座終了後にはアンケートを実施し、参加者から温かいご意見をいただきました。参加者から特に関心が高かったテーマは、「松下幸之助翁と中国との交流」、「鄧小平氏との『君子の約束』」、「PHP理念・経営哲学」、「SDGsとの関係」、「AI時代とのつながり」などであり、歴史だけでなく現代社会との関連性についても高い関心が寄せられました。また、アンケートでは、次のような感想が寄せられました。
「今まで知らなかった松下さんのエピソードを聞くことができ、とても良かったです。」
「聞かせていただいて本当に勉強になりました。自分の目指す社会も同じです。」
「とても分かりやすい講座でした。」
「松下幸之助の理念が現在のAIやSDGsにもつながっていることが印象的でした。」
「今のパナソニックがどのように理念を継承しているのか、さらに聞いてみたいです。」
「留学生の出身国の文化や風習についても学べる講座を希望します。」
また、参加者が「非常に分かりやすかった」「また参加したい」と回答され、本校の地域公開講座への期待の高さがうかがえました。
講座後は参加者との交流会も実施
講座終了後には、参加者の皆様と和やかな交流の時間を設けました。
講義の内容についてさらに質問をいただいたり、それぞれが感じたことや経験を共有したりと、終始温かい雰囲気の中で意見交換が行われました。
参加者からは、
などのお声もいただき、地域と学校との新たなつながりを実感できる貴重な時間となりました。
地域とともに歩む学校へ
高野山文化観光専門学校では、「地域に開かれた学校」を目指し、地域住民の皆様に気軽に参加していただける公開講座や交流イベントを今後も継続して開催してまいります。教育機関として学生を育てるだけでなく、地域社会の学びの拠点として、人と人をつなぎ、文化や歴史、国際交流を通じた新たな価値を創造していきたいと考えています。
今回ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
今後の地域貢献シリーズ講座にも、ぜひご期待ください。



